令和元年10月07日現在

  荒川頭首工について(見学をご希望の方はこちら


 

 ・荒川頭首工の役割

頭首工の役割は川の水を堰き止めることで水位を上げ、用水路やパイプラインに農業用水を送ることです。荒川頭首工はかんがい用水のための施設で、荒川地区と神林地区の約3,341haの農地に用水を供給しています。また、荒川の水は一部胎内市の上水道にも利用されています。


 

 

 

 

 

・洪水吐ゲート

洪水吐ゲートは堰と堰の間にある5門のゲートで、本流水位の調節のために操作します。大きさは幅43.6m × 高さ5.03mで、ゲートは堰柱の中にあるワイヤーで吊るされていて、左右の巻上機で毎分30㎝の速さで開閉することができます。

また、ゲートの内部は空洞になっており、その中に水が流れ落ちることによってゲートが浮き上がることを防いでいます。


洪水吐ゲートの概要


堰柱上屋から見た洪水吐ゲート


堰柱上屋内のゲート巻上機

 

 

 

・転倒ゲート

転倒ゲートは頭首工の左右端にあるゲートで、本流水位の微調整のために操作します。

大きさは幅28m × 高さ2.33mで、起立・倒伏時間は約20分です。


転倒ゲートの概要


堰柱上屋から見た転倒ゲート


欄干から見た転倒ゲート

 

 

 

・魚道

右岸転倒ゲートと舟通しの間には魚道が設けられています。荒川に生息するサケ、マス、アユなどといった魚が川を上りやすいように、魚道には階段状にブロックが設置してあります。

10月半ばから12月末までは荒川漁協が魚道にカゴを設置して、川から上ってくるサケを捕獲しています。

 

 

 

 


 

 

 

・水利権量、取水制限

一定の期間内に荒川から取り入れることができる水量の上限は、国の法律(河川法)によって決められており、これを水利使用規則といいます。 かんがい期の4月22日から9月10日までは、非かんがい期よりも多く水を取り入れることができますが、その期間内でさらに細かい日程で最大取水量が決められています。